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9月「ふくろう団地 ベストてん!」参加アーティストインタビュー/vol.1 及川鑑治さん*
早いもので今日から9月になりましたね。
これから秋に向けてまっしぐらの札幌ですが、秋と聞くと皆さんは一体何を思い出しますか?
食欲の秋!読書の秋!
そして忘れてはいけないのが、そう、芸術の秋!
cafe N24 ではこの「芸術の秋」にスポットを当てて、9月最後の週末にアートイベントを開催します!!
それがこちらです!じゃんっ
デザイン/hamsin


「ふくろう団地」とは、“ビセン” こと 北海道芸術デザイン専門学校のイラストレーション専攻卒業アーティストさんによるアートユニット。 昨年5月にも N24 でアートイベントを開催頂いたので、そのお名前を聞き覚えある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在のメンバーは、
・N24で “ひつじ” といえばお馴染の、村上恵実さん(日本画 / https://twitter.com/emi_mura_osushi )
・N24店内に原画を常設展示中の、及川鑑治さん(クレパス画)
そして今年ユニット初参加の
・ごはんカッターガイアさん(主にアクリルペイント/ https://twitter.com/akane383 )
・hamsinさん(デジタルペイント/ https://twitter.com/k_hamsin )
今回はこの4名の皆さんが「ふくろう団地」というアートユニットを組んで、cafe N24 でのイベントを展開します。
ところで気になるのが、そのイベントタイトル「ふくろう団地 ベストてん!」なのですが、これにはズバリ 「ベスト展」と「BEST 10」、2つの意味が込められています。
実は今年7月、「ふくろう団地」の皆さんは、札幌大通にある ART-SPACE 201 にて「本展」を既に開催済。
9月の cafe N24 展示はその「リピート展」という事で企画されました。
それじゃあ新しい作品の展示はないの?巡回展の様な物?…と思われた方、お待ちください!
そこで注目なのが 「ベスト展」 と 「BEST 10」 なのです!!
それでは発表いたします!
今月 cafe N24 で開催される「ふくろう団地 ベストてん!」は
7月に開催された本展での来場者人気投票で
人気の高かった上位10作品を中心とした
新しい構成でお届けする
N24仕様のアート作品展示イベントです!!
当日は四者四様の様々な画材・技法を使った人気のアート作品が N24イベントスペースに集合!
正直、同じ「イラストレーション専攻」でアートを学んだ皆さんが、よくもまあここまで各々バラバラな技法にたどり着いて自分の個性を構築したものだと、それだけでも見る価値ありますね…笑
そんな4人、作品を並べてみた時には さぞや まとまりないかに思えてしまいますが、いやいやどうして。
なぜかどこかに スッと共通の落としどころがある。
それは多分それぞれが同じ「ふくろう団地」というユニットコンセプトを背負っているからかと思います。
面白いものだと思います。
同時に無限の楽しみ方も感じます。
その「楽しみ」をさらに広げて頂こうと思いまして、N24 ブログでは今回から「ふくろう団地の住人」こと参加アーティストの皆様へのインタビューを連載していきたいと思います。
連載第1回目の本日は、前回 N24 で開催した「ふくろう団地」のグループ展に参加し、それがご縁で現在は N24 店内禁煙席の飾り棚に作品原画を常設展示中。過去直近での N24 イベント参加は、今年3月に村上恵実さんと2人で行ったひつじをテーマとした2人展…
そうです!クレパス画の及川鑑治さんにお話を伺います!

~いつも静かに頭の中で楽しいことばかり考えている、おもちゃ箱のような人~
及川鑑治さん インタビュー
わたし 「宜しくお願いします。まず前回 N24 で開催した 【村上恵実 ・ 及川鑑治 ふたり展─ ひつじはハコをとびだして ─】 の感想を教えて下さい。」
及川さん「大人も子どもも楽しめる展示だったと思います。自分にとっては初の試みもあり、挑戦の展示でもありました。」
わたし 「イベントで特に人気だったのが、直線と面だけで作られる及川さんの作品群 【カクブツ図鑑】 から派生した 新たな体験型作品 “カクブツ積み木” でした。そのカクブツ積み木を作ろうというアイディアが生まれた経緯を教えて下さい。」
及川さん「気軽にアートを楽しんでもらいたかったので、直接触れることのできる積み木にしてみました。」
↓3月開催のイベントで、体験型アートとして大人気となった“カクブツ積み木”。
及川さんの作品 【カクブツ図鑑】 と、イベントコンセプトの “飛び出すひつじ” を融合させて来場者にも大好評。

わたし 「及川さんは N24 店内で常設の作品展示コーナーをお持ちですが、そのコーナーに対する思いを教えて下さい。」
及川さん「展示コーナーの作品を見て、アートに興味を持ってもらえらた嬉しいです。」
わたし 「なるほど。個人的には棚の左側に設置してある及川さんの名前プレートも、デザインが可愛いので皆様に是非ご覧頂きたいポイントです。ところで、及川さんとカクブツ図鑑との出会いを教えて頂けますか?」
及川さん「ステンドグラス風の絵を描いた時、「もっとシンプルにしたら…」と思ったのが切っ掛けです。」
わたし 「そうだったんですね!ちなみに最初に手掛けたカクブツモチーフは何でしたか?その理由は?」
及川さん「くちばしの大きなトリ。今もですが、鳥が一番表現しやすいです。」
わたし 「そういえば7月の展示にも、私の記憶が正しければ鳥の作品があったように思います。及川さんは作品を主にどんな画材で描いてるんですか?拝見するとはっきりした色づかいが多い様に感じますが、それはなぜですか?」
及川さん「最初は色鉛筆で描いていましたが、今はクレパスで描いています。楽しさや解りやすさを意識すると、あの色づかいになるのかも。」
わたし 「新しい構図が生まれるのはどんな時ですか?それはどれくらい時間がかかるものなんでしょうか。」
及川さん「アイディアはじっくり考えて生まれたり、突然だったり。構図の完成も同じで数日掛かったり数分で決まったりします。」
↓店内常設展示コーナーにある N24 をカクブツ図鑑として描いた作品。直線だけで表現された店内の世界観は秀逸。

わたし 「では次からは、ふくろう団地の事を伺いたいと思います。メンバーそれぞれを一言で表現するとどうなりますか?笑」

村上さん :ウォンバット
ガイアさん :レッサーパンダ
hamsinさん:ハムスター
及川さん自身:ネコ
わたし 「9月に N24 で開催するグループ展に対する思いを教えて下さい。」
及川さん「アートを見る切っ掛けや入り口になる展示にしたいです。」
わたし 「最後に、9月のグループ展に興味を持っているお客様へ一言お願いします。」
及川さん「お硬い展示ではありませんので、お出かけやお茶のついでにでも気軽にお越し下さい。」
わたし 「有難う御座いました。及川鑑治さんは予定ですと9月25日(日)在廊だそうです。及川さんのカクブツ図鑑作品は、一体どの画が【ベストてん!】に選ばれているか、皆さま注目してお運びください!」
次回は、日本画の村上恵実さんにお話を伺います。
9月24日(土)・25日(日)は cafe N24 での 「ふくろう団地 ベストてん!」 に、皆様どうぞいらして下さいね♪

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