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シルバーウィーク 「N24で全巻一気」 シリーズ本の読破 宣言!?*
待ちに待った秋の大型連休!
新しい商業施設のオープンや、おいしそうなイベントの話題が続々到着して身も心もワクワクしていたのに、
え…しょっぱなから、ちゃんとした雨…
なーんかテンション下がっちゃいますよねぇ~
秋への変わり目、草木は相当パワーを使う事でしょうから、きっと彼らにとっては恵みの雨なのかも?知れませんけれど…


そんな気分屋 雨模様の中。
外のお天気とは全く関係なく 、N24ではシルバーウィークのうちの数日を利用して 「シリーズ本の 全巻一気 読破宣言」をなさっている、本好きのお客様方もご来店になっています!!
お足元悪い中を有難う御座いますww
確かに秋といえば そう、読書の秋、ですものね!!

日頃気になっていたN24蔵書のシリーズ本を、
このシルバーウィークを機に「一気読みしたい!」というその騒動、
N24にご来店頂いた事のある本好きさんならご共感頂けると思いますww

加えて、今は通常のN24蔵書にプラスした、こちらの企画コーナーも!

そう、9月は「北海道ブックフェス」の会期中!
N24はその企画「ミセナカ書店」参加店ですので、当然店内の蔵書量も増えています。
今回のミセナカ書店、N24の選んだテーマは「開拓者魂」。
「大草原の小さな家」シリーズで有名なローラ・インガルス・ワイルダー 一家を知る為の本やディスプレイでコーナーを展開しています。
いつも本棚に置いてあった御存知 「大草原の小さな家」シリーズに加え

普段N24には置いていない、ローラの母 キャロラインが幼少期から結婚するまでを描いた物語や

“ローラ・インガルス・ワイルダー”という女性の生涯を、史実に記録したこちらの本も手にとる事が出来ます。

とはいえ、
ミセナカ書店コーナーの本を「全巻読むなんて相当な物量だし到底無理でしょ…」と眉間にしわのよってしまう方も多いかな?と思いますが、そんな方で、もし有名な「あの」テレビシリーズを見ていた事の在る方でしたら、私としては ローラの夫となるアルマンゾの幼少期を描いた「農場の少年」の一冊読みが相当オススメですよ!

また、「大草原の小さな家」シリーズの本を既に全巻読み終わっている方の中には、「ローラの新婚時代以降、時系列が一部不明瞭で良く分からない」とおっしゃる方が多いのですが、そんな方はぜひ「ローラ・インガルス・ワイルダーの生涯」をお読み頂くと、ローラ 一家の身に一体どんな悲しい出来事が降りかかったのか、ローラが物語りに記せなかったその真実が分かります。
テレビドラマのローラ 一家にも、物語のローラ 一家にも、あなたの中のローラ 一家へも、今のN24でなら、きっと再会する事が叶うのではないでしょうか?

さて先にも書きましたが、N24を主に読書の目的でご利用頂いているお客様方からは、「シルバーウィークのうちの数日を利用して、ぜひ●●シリーズを全巻一気に読破したいんです!」という “シリーズ読破宣言” が続々届いていますww
確かに数日通って、はたまた一日かけてじっくりと、一つのシリーズ本を読み切るのに “秋の連休” ほどふさわしい時期はありませんよね。
では、読書好きの皆さんが「これぞ!」とご興味を持たれた、そのシリーズ本とは一体どんなタイトルなのでしょうか?
今日はそんな本好きのお客様方のご快諾を頂いて、その会話から、皆様に「本好きさんがこの秋読破したい本」の一部をコメントなども交えてご紹介しますね。
まずはこちら、人気です「暁の円卓」!!
ファンタジー好きにはたまらない、マスターに内容を説明させたら止まらない?!素晴らしい大作です。
波に乗って物語りに入り込んだら、シルバーウィーク中に全巻一気達成も夢じゃないかも?しれませんww
見た目のボリューム以上にグイグイ物語りに引き込む吸引力はさすがです!

いやいやこんな分厚い本のシリーズじゃ、まだまだ “読破” のハードル高すぎるわ~!
という方には、こちらの「全巻一気」も人気ですよ、いかがでしょう?
この本を見かけると大人のお客様からは「あ!エルマーだ!懐かしい~ww」というお声を、小さいお客様からは「あたしねーえ、エルマーね、読めるんだよ?読んで上げよっか!」というお声を頻繁に頂戴する、世代を超えた人気作です。
さて、かつて子どもだった皆さん?
あの頃読んだ「エルマー」、三巻目の最後にどうなったか覚えていますか?一巻目の最初に出てきた動物はなんだったでしょう?
「子どもの読み物」という思いを払拭して、ぜひ 今年のシルバーウィークは「大人になった あなたが」エルマーを改めて全巻一気読み、チャレンジしてみませんか?ww

「指輪物語のシリーズを一気読みってシルバーウィーク中にいけると思います??…実は、映画も見てないんですけど…」
と、とあるお客様からお声掛けいただいた時、私は正直唸ってしまいました。
ぶっちゃけてしまうと “私だったら” シルバーウィーク中だけでの読破はちょっと難航するかもしれません。
私の場合、まずは作者トールキンの作りこんだ “指輪物語” の世界を、一つ一つ理解しながら先に読み進めめないと、物語を読んでいてもなかなか頭が整理できなくなってくるのです。
これはどこの誰でなぜそれに向かっていて、それに同行しているこれは何者で何の理由でどこまで同行して、その件は以前どこのシーンに出てきていて、だから彼は今こういう心境で居て、なぜこのルートを通るかというとそこにはアレが在ると前の章で一言だけ記述が出てきたからで…あああああ~
一度熟読したものを読み返すならともかくとして、初見の場合は殊じっくりと一項目ずつ理解しながらドキドキしつつ先のシーンに繋げていく。その作業はこの作品では非常に重要で、時間を取るにふさわしい行程だと私は思っています。
ただ、同じ世界の中に在る “違う時代の物話”、その中でも岩波少年文庫の「ホビットの冒険(上下)」なら一気読みも可能だと思います!
実は私も最初 指輪物語ではなく「ホビットの冒険」からトールキンの世界に入りましたww
更にホビットを読んでいれば、その先の「指輪物語」にも話がつながりますしね。
と、言う訳で、こちらのお客様のシルバーウィーク全巻一気計画は「まずとにかく岩波文庫版の “ホビットの冒険” を読んでみよう!」となりました。
さあ、冒険に出かける準備はいいですか??笑
まぁ、たとえその準備が出来ていなくても、あなたとビルボの食卓にドワーフ達が次から次から押しかけて来る事になるのですが…

「この前ね、シネマフロンティアの朝10時~やってる名作映画の回で “メアリー・ポピンズ” をやっていたのよ!で、観たら久々に本を読みたくなったのよね」、こちらはそうおっしゃるご婦人。
昔お手元にお持ちだったのはハードカバー版だったそうですが、今は軽量の文庫版が手に馴染むとのこと。
今日みたいな雨の日には黒い傘が欠かせませんね、と言って笑いあいました。
「好きなシーンが在るから、そこばかり抜き出して読んでしまうわ。でもそれじゃあ到底読破したとはいえないわよねーえ?」
そういって紅茶を傍らに、素敵なお時間が始まった様子です。
雨音をバックに お客様の心の中ではきっと、「チム・チム・チェリー」や「お砂糖ひとさじで」、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」などの劇中歌が流れておられたことでしょう♪

女性、特になぜかとある世代以上の皆様に人気なのがこちらのシリーズ達。
「長くつしたのピッピ」シリーズと、「くまのパディントン」シリーズです。
まあ、この二作は時代の影響もありますよねー。
私は幼少期にどこかで “世界一 力持ちの女の子、ピッピ” のフレーズを聞いた覚えがありますし、パディントンは銀行だったのかなぁ?確か塩ビの貯金箱を貰ったか見たかした記憶があるんですよね。以降凄く親近感があって心ながらにドキドキするのですが、そのお話しの内容はとにかくパワフル…と表現するのは的確なのかな?
私曰く「爆発的パワーを秘めた本」がこの作品達です。笑
皆さんは実際、このシリーズ読んでみたことありますか?
嗚呼、なぜ粉物でタネを作るだけで台所の床も机もイスも体中も全て「粉だらけに “せねばならん”」のか!
嗚呼、どうしてママレードを食べただけで、手も口も鼻もテーブルもイスも帽子もコートも床も壁もドアノブまでベッタベタのドッロドロになってしまうのか!!
全く この一人と一匹に出会うと、驚きと笑いと落胆と怒りと心配と愛しさを一時に味わえる気がします。苦笑
しかしながら一方で大人が童心に返って読むと、それはもう最っ高に気分爽快です!!!
ですので大人の方が読む時は、どうか出来る限り、家事・育児・仕事・早出残業・成績・明日の予定…頭から切り離してみてください。
それらのエッセンスが少しでも残ったままこれらを読むと、時々「ああああああ!もう!もう、やめてぇえーーーー!!!」と本に向かって叫びたくなって大変危険です。笑

そんな、「正しい意味」で児童書としての面白味あふれる素晴らしい一面を持ったこの作品達ですが、個人的には「パディントンの全巻一気」に挫折した経験があります~ヾ
いやぁ、私には全巻一気読み、無理でした!!大笑
だってもう、あんのクマが次に何を引き起こすかと思うと気が気じゃなくて…一話終わるたびに安堵のため息でしたので、到底身がもちませんでしたよヾ
まったく、まったく、どうしたって、ほんとに、まったく!
あんのクマだったら、なんであんなに めんこいんだろうねっ?!大笑
でも、
もし、あなたが
そんな「めんこい くま」からどうしても目が離せなくなってしまって、衝動に駆られ、結果 パディントン全巻をこの連休中に一気読みしてしまったならば。
その時はどうか、シルバーウィークの残り時間でDIY をする…なーんて事だけは考えない方が身の為ですよ?!笑
さもないと、ご近所さんのテーブルを「悪意なく」切断してしまったり、壁紙を張り替えようとして「悪意なく」部屋のドアにまで壁紙を貼り付けてしまうなんて、パディントンらしい「多少のアクシデント」があなたの周りでも頻発しかねません?!
なにせ、あなたは「あの」パディントンの友達になったのですから。笑

さて
上の二作がある意味どちらかというと「本人楽しく・周りは必死の大騒動」なのに対して、あくまでもリアルにあくまでも子どもの頃の思い出を豊かな時間の流れと共に追体験できるのがこちら。
ピッピと同じ リンド・グレーン作の「やかまし村」シリーズです。
ひたすら楽しくて幸せな、故郷を思わせる素晴らしい本。
この本は、あの「ピッピ」を書いたリンド・グレーン “だからこそ” 書ける名作だと、私は個人的に思っています。
懐かしの故郷、やかまし村に旅立つ旅券は N24の本棚に。

と。
本好きのお客様方の「シルバーウィーク全巻一気読破」候補に挙がっている本の中から、特に良く名前の挙がる代表作をいくつかご紹介してみました。
何か気に掛かった本はありましたか?
とはいえ、ここまで児童書だらけの記事をUPしておきながら今更言うのも何です、が。笑

単純にカフェとしてのご利用はもちろん大歓迎ですので、お連れ様との会話も是非お気兼ねなくお楽しみ下さい。
日中はお子さん連れで賑わう事もありますし、
また、学生さん達の勉強の場としてお使い頂いたり、お仕事帰りに資料の整理をなさっている様なお客様の姿もお見かけします。
(PC持込可、電源コンセント貸し出し可、WI-FI は現在携帯大手三社の物のみ お客様の条件によって使用可)
本も「読む」以外に、例えば気になった本の表紙を並べてマイギャラリーを楽しむも良し、背表紙を眺めて「その本を読んでいた当時」を思い出してみるも大変素敵ですよね。
それから、店内のどこからか「あの本」を探してみたりするのも面白いかもしれません。
そしてもし今日の1冊と思える本に出会ったならば、その時はどうぞその本をティータイムのお供になさって下さい。
もちろんご自身がN24で読みたいと思った物をお持込いただいてもOKですよ。
そうそう!余談ですが…
N24には児童書の他にもこんな生活関係のライトな書籍や雑誌の御取り扱いもあります。
こちらは今までご紹介した本より、もっと気軽にどなたにでもお手に取って頂けるかとww
例えば「私たちのお弁当」は、お客様方からのリクエストで続巻が入荷しました、いかがでしょうか?
読書の秋に、読書して「食欲の秋」がムクムク…なんていうのもアリですよねww

「街の小さな図書室カフェ」 cafe N24 で
あなたはどんな本に時間に、出会いたいですか??
子どもも かつて子どもだった人も
400冊以上の本と40種類以上のドリンクと共に、
どうぞノンビリした時間を過ごしにいらして下さいね。
皆様のご来店をお待ちしています。

